ランディラス村の松林は、大西洋から吹き込む激しい海風をさえぎる防風林の役割を果たします。その松林がひらけた草原、シャトー・クラールは、自然に囲まれた場所に佇んでいます。カレール家は、古くからワイン造りに携わってきた一族です。1733年、同家は当ドメーヌの所有権を取得します。クレールという名の女性を愛した先代のひとりによって、シャトー・クラールと命名されました。それ以来今日まで、5代の長きにわたり受け継がれてきました。
1991年、ティエリー氏は大規模改良事業に着手。面積9ヘクタールの畑は17ヘクタールにまで拡大されます。シャトー敷地内には2つの丘が横たわっており、場所によってはかなりの深度(最大8−10メートル)にまで小粒の礫が堆積しています。畑はその丘の上に広がっています。礫質土壌は水はけの良さが特徴で、ブドウ樹に適度な水分を行き渡らせます。加えて土壌下層部には、その他ボルドー南地域同じく、ビュドス村の地下水脈が走っています。自然に囲まれた環境から、果実感と肉感たっぷりのグラーヴワインの魅力あふれるワインが生まれます。
« 風味たっぷり、グルマンでエレガント » 飲み心地の良いボルドー赤ワイン。口当たり優しく、甘美な味わい。上質な成分を含み、ビロードのようななめらかさが楽しめます。
オーナー
Thierry Carreyre/ティエリー・カレール
位置
ランゴン市の西約20キロメートル、ランディラス村の松林中央にひらけた草原に位置しています。
テロワール
一部区画には8−10メートルの深度に小粒の礫が堆積。南北に向いたふたつの小高い丘上に広がる台地畑。敷地のほとり、低地には小川が流れています。
ブドウ品種
60% メルロ、35% カベルネ・ソーヴィニヨン、5% カベルネ・フラン
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果実感、肉感たっぷりのグラーヴワイン
シャトー・クラールは、グラーヴらしいスタイルのワインです。深みのある外観、煮詰めたチェリーの芳しいノートが印象的なブーケを備え、香りの濃縮感は絶品です。口当たりは芳醇でバランス良く、後味には長い余韻が残ります。
トマ・ドルイノー、メゾン・デロー社エノローグ